タッピ止めと巻止め

編物の作業で、「止め」がありますが、編機ではタッピ止めと巻止めが良く使われます。
タッピ止めはその名の通りタッピで伏せ止めします。
巻止めは 綴じ針でやはり名前の通り 巻くように止めます。
タッピ止めは伸びが少ないので、伸びてほしくないところに、
巻止めは伸縮性があるので伸びてほしいところに使います。
編み終わりに、止める部分の5倍程の長さの糸を残して糸を切っておきます。
注意点として、
タッピ止めをするときには、キャリジダイヤルは目いっぱい緩く(10.2)すること。
使用例としては、Vネックの時はタッピ止め,丸首の時は、巻止めにするのが一般的のようです。
ついでに、襟ぐりの取り目の数を出すには、編んだスケールで襟ぐりを測り、
その数に、0.8若しくは0.9を掛けて算出します。

post by teiko

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